腰痛に対するテーピングの仕方

腰痛のときには、腰から背中の筋肉が緊張している状態です。
そこで、筋肉の負担を減らすために、テーピングをしてサポートしましょう。
使うテープは、キネシオタイプのテープが最適です。
このテープ自体は、伸縮性に優れていて、肌にぴったりとフィットします。
ただし、肌の弱い人はかぶれないように注意してください。

まず、貼るときの体勢ですが、前かがみ気味になってください。
この姿勢は、腰痛のときはつらい姿勢かもしれません。
そのときは椅子などで支えて、背中を丸めるように前にかがんでください。

テープを貼り始める位置は、骨盤の出ている骨のところです。
テープの長さの目安は、貼り始めの位置から、肩甲骨の辺りまでです。
この長さのテープを2本用意しておきます。
骨盤の位置にテープの端を貼り付け、ゆっくりと剥離紙をはがします。
このとき、テープ同士がくっつかないように注意しましょう。
そして、背中の筋肉に沿ってテープを少し叩きながら、貼り付けていきます。
これを2本貼ります。
テープを引っ張っらないで、テープの長さのまま貼り付けるようにしてください。
引っ張ると、筋肉をサポートできなくなってしまいます。

腰痛の場合、コルセットに頼ってしまいがちですが、常にコルセットをしていると、腹筋や背筋の力が低下してしまいます。
それにより、自分で身体を支えることができなくなってしまうので、コルセットは極力控えたいものです。
コルセットなどに頼らず、筋力強化に励んで、自分で支えることができるようになることが理想的ですね。



Posted by テーピング