外反母趾でのテーピング

外反母趾とは、親指が変形してしまい、小指の方へ曲がっている状態です。
親指が外側に曲がっていることから、外反母趾と呼ばれています。
外反母趾になる原因には、生活環境が変化したことが見られます。
また、女性が外反母趾になる原因のほとんどが、窮屈な靴やハイヒールを履いていることです。
また、女性は関節が柔らかく、筋力がないことも、男性よりなりやすくなる原因です。

関節が柔らかいと靴の圧力に負けてしまい、足が変形しやすくなってしまいます。
ハイヒールなどの先の細い靴を履くと、指がそれぞれ内側に縮まります。
そして、指の付け根が、横に広がってしまいます。

外反母趾の見分け方は、まず、親指の付け根の最も出ている部分に、まっすぐと手の指を当ててください。
もし、親指の角度が11度以上内側に曲がっていたら、外反母趾の始まりです。

もし、外反母趾と気づいても軽く考える人もいます。
しかし、外反母趾はそこから二次的な障害を起こすことがあるので、気をつけなければなりません。
外反母趾によって、だんだん関節が変形してしまったり、老化をしてしまいます。
また、原因がわからない痛みが起きたり、障害を起こしてしまう危険性もあります。

外反母趾で痛みがあるのは、進行が進んで炎症を起こしている時期で、早い対処が必要です。
この時期に、テーピングすることが大切です。
テーピングをすることで痛みを取ってくれます。
痛みがなくても放っておいては絶対いけません。
膝痛や腰痛、首痛につながってしまいますよ。

またテーピングをすることで、変形してしまった親指も、いくらか回復することが可能です。
完全に元通りの形に治すことはできませんが、ある程度回復させ、指に力が入るようになります。

根気が必要な治療ですが、曲がった指が回復して見た目も良くなります。
また、親指としての機能も戻るのです。
そのため、力強く歩くことができるようになり、身体が安定してきます。
そして、変形がこれ以上進行するのを防ぐのです。



Posted by テーピング