腱鞘炎について

腱鞘炎とは、手や指の腱の周辺に炎症が起きることです。
手や指以外にも、時には腕全体に慢性的な痛みやだるさをともなうこともあります。
腱鞘炎は、関節などを使いすぎたときに起こるので、キーボードをよく使う人が悩まされる病気です。

具体的な症状は、手・指・腕が動きにくくなり、だるい感じがします。
また、しびれたり、痛くなったり、腫れてくることもあります。
特に手のひら、甲、指をぎゅーっと押してみたり、曲げ伸ばしをしたときに、痛みを感じることもあります。

また、知らないうちに重症になってしまうことがあります。
なぜなら、症状が重くなると、血行が悪くなってしまい、神経が麻痺して痛みを感じなくなってしまうからです。
痛みを感じ始めたら、すぐに治療をしましょう。

腱鞘炎の治療方法のひとつにテーピングがあります。
テーピングを行うことで、動きを制限します。
それにより、患部にそれ以上負担をかけないので、痛みがあるときは効果的です。
炎症が軽い時は、テーピングを3日間くらい続けると、痛みが消失するでしょう。
テーピングは、しわができるように行ってください。
このしわによって皮膚を持ち上げ、リンパ液と血液の流れを良くし、炎症を和らげるのです。

腱鞘炎は一度発症してしまうと、なかなか完治することが難しいようです。
ですから腱鞘炎にならないように、予防することを心がけましょう。
パソコンを長い時間使う人は、事前に指や手などのストレッチをするといいですね。



Posted by テーピング