キネシオテーピングによるシンスプリントの治療

シンスプリントとは、「脛骨疲労性骨膜炎」のことをいいます。
長い間、足のすねの部分に、繰り返し負担がかかるために起こります。
急に運動を熱心に始めたり、何度も硬い地面の上を走っていたりすると、シンスプリントの症状が現れることが多いようです。
スポーツをする人は、シンスプリントの症状があっても、痛みに応じてテーピングで保護しながら、スポーツを続けていることが多いです。
しかし、日常生活に支障をきたす程の痛みなら、無理をしてはいけません。

スポーツを日常的に行っている人は、シンスプリントに悩まされている人も多いと思います。
シンスプリントの予防方法を知って、スポーツを長く続けられるようにしましょう。
では、効果的な治療方法のひとつとして、キネシオテーピングについて紹介します。

使うテープは5cm幅のキネシオテープです。
このテープは、シンスプリントにとても効果的です。
まずこれを60cmくらいの長さに切っておいてください。
それを足の甲の外側から巻いていきます。
そして足のアーチをあげて、脛骨の内側に沿うようにテープを貼っていきます。
これで完成です。
痛みが強い場合は、伸縮性のテープを使って、患部を圧迫するとよいでしょう。

キネシオテープは、通気性が良く肌に優しいテープです。
また、適度な粘着性があり、伸縮性も良いので身体のどの部分にもフィットします。
キネシオテープの効果は、痛みを和らげ、腫れや内出血を軽減します。さらに、筋肉の疲労回復を早め、機能を回復するのに効果的で、シンスプリントの治療には最適なテープと言われています。

シンスプリントの症状がある場合は、このようなテーピングで足を保護することがとても重要です。
痛いまま放置して練習を続けていると、疲労性の骨折など重傷になることもあるので、自分の症状をよく知って、それに合った治療をしなければいけません。



Posted by テーピング