突き指のためのテーピング

バレーボールやバスケット、ハンドボールなどボールを使う球技で、突き指を起こすことが多いものです。
一口に突き指と言っても、損傷がひどいものは骨にひびが入ってしまうほどのものから、指の関節を痛めたものなど様々です。

一般に、突き指は痛みがなかなか治まらず、回復には時間が必要と言われます。

そこでテーピングは、この時間がかかる突き指の痛みを、大幅に軽減するのに役立ちます。
また、テーピングをすることで、プレー前の突き指予防としても有効です。

それでは、突き指をした時のテーピングの仕方を紹介します。
はじめに、土台となるアンカーを貼ります。
ます、痛めた指を伸ばしてください。
そして、保護する関節をはさむようにして、2カ所にテープを巻きます。

次に外側のサポートをします。
そのまま指を伸ばした状態で、指先側に巻いたアンカーから指の付け根側に巻いたアンカーまで、一直線にサポートテープを貼ります。
そして外側と同様に、内側のサポートとして、アンカーからアンカーまでサポートテープを貼ります。
アンカーテープの橋渡しとしてのサポートテープは、長さや引っ張る力によって動きを制限してくれるのです。

次は外側のXサポートをします。
指先側と指の付け根側のアンカーまで、2本のサポートテープをクロスさせて貼ります。
クロスの中心が保護する関節の上になるようにしてください。
内側も同様に、サポートテープをクロスさせてください。
最後に、最初に巻いたそれぞれのアンカーの上に一周テープを巻いて、完成です。
これでサポートテープが固定されました。

テーピングを正しく巻くことで、想像以上に早く突き指を回復させることができます。



Posted by テーピング