テーピングで肉離れの予防

肉離れは、よく耳にする言葉ですが、それがどのような症状なのかを具体的にわかる人は少ないかもしれません。
肉離れとは、走ったりスポーツをしているときに、急激に筋肉が収縮すると、筋繊維が断裂したり、筋膜の一部が損なわれることから起こります。
そして、痛みや腫れを生じ、運動障害を引き起こす疾患なのです。

肉離れの症状は、筋肉に損傷がほとんどない軽度のものから、筋繊維が部分的に断裂する中程度のもの、そして、筋肉が部分断裂してしまう重度のものに分けられます。
軽度の場合は、すぐに痛みは治まります。
中程度は、痛みとともに腫れも生じます。
重度では、激痛のため自分で歩くことはできなくなり、腫れとともに内出血も起こります。

肉離れの予防と、負担を軽減するためには、テーピングを行うのが良いでしょう。
肉離れに限らず、一度捻挫や靭帯を損傷したりすると、その損傷部位は、再発の危険性がとても高くなります。
テーピングは、そのようなケガや肉離れ等の再発を防止するために、行われるのがほとんどです。
さらに、テ-ピングを行うことにより、再発の不安をいくらかでも軽減できることは、精神的にも大きなメリットです。

肉離れやケガが軽い場合、損傷したところをテーピングで保護したり、固定することで、痛みの軽減につながり、動けるようになったりする場合が多いです。
しかし、この場合は応急処置ですので、絶対に無理をしないことが大切です。
  


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足首の捻挫に効果的なテーピング

スポーツで起こるケガの約15%が、足首の捻挫です。
また、日常生活でも段差で足首をひねったりして、受傷することがあり、多くの人が一度は経験しているケガだと思います。
しかし、よくあるケガであるために逆に軽くみてしまうことがあります。
そして、適切な治療を受けなくて、長い間痛みや腫れなどが治らなかったり、何度も捻挫を繰り返したりすることがあります。
症状が重い時には、捻挫ではすまない場合もあります。
骨やアキレス腱が断裂してしまうこともあります。
足首の捻挫はテーピング使って、じっくりと治さないといけません。

足首というのは、必ず人間が動くときに使う、とても重要な部分です。
そのことをしっかり認識していないといけません。
足首が弱いと、体全体に強い力を発揮することができません。
ということを考慮すると、ただの捻挫だからといって軽くみてはいけないのです。

足首の捻挫をしてしまうと、思うように体が動かなくなってしまいます。
サッカー選手にとっては、特に足首はとても重要です。
サッカー選手がよくテーピングをしているのを見かけますが、これは足首を補強して、捻挫を防いでいるのです。

足首の捻挫は、一度発症するとくせになることがあります。
つまり、ちょっとした衝撃で、またすぐに足首を捻挫するようになってしまうのです。
対策としては、一度足首を捻挫したら、テーピングでしっかりと固定してください。
そして、完治させるように努力すれば、くせにならないようになるでしょう。
  


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キネシオテーピングによるシンスプリントの治療

シンスプリントとは、「脛骨疲労性骨膜炎」のことをいいます。
長い間、足のすねの部分に、繰り返し負担がかかるために起こります。
急に運動を熱心に始めたり、何度も硬い地面の上を走っていたりすると、シンスプリントの症状が現れることが多いようです。
スポーツをする人は、シンスプリントの症状があっても、痛みに応じてテーピングで保護しながら、スポーツを続けていることが多いです。
しかし、日常生活に支障をきたす程の痛みなら、無理をしてはいけません。

スポーツを日常的に行っている人は、シンスプリントに悩まされている人も多いと思います。
シンスプリントの予防方法を知って、スポーツを長く続けられるようにしましょう。
では、効果的な治療方法のひとつとして、キネシオテーピングについて紹介します。

使うテープは5cm幅のキネシオテープです。
このテープは、シンスプリントにとても効果的です。
まずこれを60cmくらいの長さに切っておいてください。
それを足の甲の外側から巻いていきます。
そして足のアーチをあげて、脛骨の内側に沿うようにテープを貼っていきます。
これで完成です。
痛みが強い場合は、伸縮性のテープを使って、患部を圧迫するとよいでしょう。

キネシオテープは、通気性が良く肌に優しいテープです。
また、適度な粘着性があり、伸縮性も良いので身体のどの部分にもフィットします。
キネシオテープの効果は、痛みを和らげ、腫れや内出血を軽減します。さらに、筋肉の疲労回復を早め、機能を回復するのに効果的で、シンスプリントの治療には最適なテープと言われています。

シンスプリントの症状がある場合は、このようなテーピングで足を保護することがとても重要です。
痛いまま放置して練習を続けていると、疲労性の骨折など重傷になることもあるので、自分の症状をよく知って、それに合った治療をしなければいけません。
  


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